こんにちは ゆう です。
最近、暖かくてラフの野芝が少し緑色になってきています。
写真じゃ見えないかな。
やはり今年は暖冬のせいでしょうか、例年より2週間程、早いかもしれません。
東京の開花宣言も出されましたしね。
さて、本題です。
数日前にグリーンのエアレーションを実施しました。
農作物を作る前に畑を耕運機で耕すように、ゴルフ場も良い芝生を作る為に耕す必要があります。
しかし、実際にはゴルフ場の芝生は耕す訳にはいかず、その代わりにエアレーションと言う作業を行います。
ゴルフ場に行くとグリーンに無数の穴が空いている事があります。
これがエアレーションを実施した跡で、春と秋に実施する事が多いと思います。
エアレーションには2種類の方法があります。
1)刃で穴を空けるだけで、中の土を取らないもの
2)中空の刃を使って穴を空け、中の土と表面の芝生を取るもの
今回は1)の方法で実施しました。
「バーチカルドレン」と呼ばれています。
トラクターに、
こんな機械をつけて
穴を空けます。
今回は、直径10mm、深さ10cm程度です。
グリーンは、お客様のプレー時や作業員の刈り込み時の踏圧等により硬くなります。
硬くなったグリーンは、透水性が悪くなり芝生の生育に悪影響を及ぼしますますので、定期的に耕す必要が出てきます。
エアレーションは、この土壌を改良し芝生の生育を促す効果があります。
穴を空けた後に、砂まき、肥料や土壌改良剤の散布などを行うと更に効果的です。
今年の冬は記録的暖冬だったので、霜は降りましたが凍結はほぼ無い状況でした。
今年の夏はどうなるでしょうか?
酷暑?? 冷夏??
どちらにしても極端な気候は困ります。
これはもう神頼みしかないですね!!
(#^.^#)
エアレーションを実施した後はしばらく穴が空いた状態になり、プレーする時には不都合かもしれませんが、良いグリーンを保つ為には必要な作業なので、その趣旨を理解して頂けると助かります。
応援有難うございます!!
ブログ更新の励みになりますので、よろしければ、ポチっとお願いします!!
↓↓↓↓
コメントの投稿